(お知らせ)神戸で「金田龍光さんを放っておいて良いのか」を開催します

 政府認定拉致被害者田中実さん(写真左)を追って昭和55年(1980)頃失踪した金田龍光さん(写真右)。田中実さんは尼崎のJR脱線事故の平成17年(2005)4月25日、警察が拉致であると断定し、その2日後に日本政府が拉致被害者として認定しました。

 田中さん、金田さんの二人については11年前、平成26年(2014)5月の「日朝ストックホルム合意」で北朝鮮側が国内にいることを認めています。しかし日本政府は金田龍光さんについては拉致と認めていません。現在の日本の法律では拉致被害者として認定されるのは日本国籍保有者であり、韓国籍の金田さんはこの対象にならないのですが、警察は昭和49年(1974)に福井県小浜市の岡津海岸から拉致された高敬美・剛姉弟については「警察断定」という形で拉致であると明確にしています。少なくとも同じ扱いにはできるはずです。

 日本政府は国会答弁でも国籍に関係なく日本から拉致された人については救出する責任があることを明言しています。それなのに北朝鮮が自国内にいると明らかにした金田龍光さんについて、なぜ警察断定すらなされないのでしょう。

 ひょっとしたら金田龍光さんの問題は拉致問題全体の闇を凝縮しているのかもしれません。金田さんの故郷神戸でそれを考える集いを開催します。ぜひご参加ください。

日時

令和7年8月30日(土)18:30~20:30

場所

神戸市中央区文化センター (三宮駅南口徒歩6分・神戸市役所西隣 神戸市中央区東町115)

出席者

調査会代表 荒木和博
同常任顧問 岡田和典
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会 山田文明理事

ネット中継のご案内

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荒木和博
特定失踪者問題調査会代表・予備役ブルーリボンの会代表・拓殖大学海外事情研究所教授荒木和博のチャンネルです。拉致問題・朝鮮半島問題・鉄道関係などを中心に運営しています。 <特定失踪者問題調査会へのカンパご協力よろしくお願いします> ●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 ●郵便振替...

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