30年間北朝鮮人権活動をしてきた小川晴久東京大学名誉教授(2024.『月刊朝鮮』6月号 訳:川﨑孝雄)

小川晴久(84)東京大学名誉教授が、北朝鮮人権団体社団法人ムルマンチョ(勿忘草 理事長朴宣映)から 第3回ムルマンチョ人賞を受ける

勿忘草(忘れなぐさ)は毎年5月、北朝鮮人権増進のため10年以上献身した個人や団体、国軍捕虜や拉北者救出に献身した方または大韓民国に安全に定着した方々の中から一人を選抜して「勿忘草人」賞を授与している。

小川教授は1994年「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を創設して代表を務めた。これを通して「北送僑胞家族の意見を代弁する」という目標を掲げて日本政府などに講演会、デモ、請願で訴えた。2008年には、北朝鮮強制収容所廃止を主張する「No Fence」を作り、現在でも代表を務めて活動している。

勿忘草は小川教授に対し「北朝鮮人権増進のため30年間献身した北朝鮮人権運動の始祖」として5月9日、受賞者に選定した。授賞式は5月22日、韓国プレスセンター20階のプレスクラブで開かれる。

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