こちらの記事を箇条書きに要約
- 北朝鮮の「赤い貴族」と呼ばれるエリートたちが脱北を試み、咸鏡北道保衛局所属の漁船で韓国に向かおうとしていたが、遭難事故が発生した。
- 船は日本領海に近い公海上で北朝鮮軍の海軍によって発見され、6人の船員は保護された。
- 発見当初は、意図的に日本に向かっていたのか、海流に流されたためかわからなかった。
- 脱北を疑われ、6人は江原道(カンウォンド)保衛局の勾留場で勾留された状態で、1年にわたって予審(起訴前の証拠固めの取り調べ)を受けた。
- 当初は6人の供述が噛み合わなかったが、最初は韓国に向かおうとしたが、以前に韓国が脱北者を強制送還したことにより、日本に向かうことを決めたと供述した。
- 韓国政府が2019年に北朝鮮の漁船員2人を強制送還しことが影響したと考えられる。
- 2人は元在日朝鮮人の4世であった。
- 6人は江原道保衛局の勾留場で1年以上にわたり予審を受けた後、政治犯収容所に送られたと伝えられている。
- 韓国政府が脱北者に対して異なる対応を取っていれば、6人の運命が変わったかもしれない。
韓国が脱北者を強制送還した事件の動画。目隠しを外され、その場に崩れ落ちた北朝鮮住民を引きずって北朝鮮側に引き渡している。非常にショッキングな映像。